西梅田・十三連絡線、事業化への足ががりとなるか。
国土交通省近畿運輸局は、西梅田と十三を結ぶ新線について、検討会の調査結果を公表。
この新線は、JR大阪駅北口にある梅田北ヤードの再開発地域を通るもので、大阪市営地下鉄四ツ橋線の西梅田駅と阪急各線の十三駅(約2.9km)を結ぶ構想。
さらに、十三駅からJR・地下鉄新大阪駅まで延伸する計画(約2.3km)も。
(新線のルートは、NIKKEI NET Kansaiを参照。)
検討結果では、以下の前提をもとに、「良好な事業性がある」と評価している。
○事業主体
建設者と運行会社を分離する上下分離方式
○事業費
約950億円。地下化となるJR東海道貨物支線との交差場所を従来より北にすることにより、新設の北梅田駅の深度を浅くし、建設費を当初想定より50億円抑制。なお、十三駅は地下駅とし、阪急線との相互乗入れは行わない。
○事業費負担
国、地元自治体、鉄道事業者が、各3分の1
○想定利用人数
1日約14万人
○事業採算
ピーク時1時間24本の運行、加算運賃50円を設定し、約20年で黒字化可能。
大阪の新線は、京阪中之島線が今年秋、阪神なんば線が来年春開業を控えており、この他の具体的なものは、JRおおさか東線の放出~新大阪間のみ。
鉄道ファンとしては、新線が建設されてほしい、と思う反面、住民税を納めている立場からすれば、大阪市・大阪府が巨額な財政負担をするほどの効果があるのか、と思うところもあり、複雑ではあります。
この新線が実現となるのか、今後の動向に注目していきたいと思います。
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