勝利を引き寄せた涌井のピッチング!星野JAPAN、初勝利!~北京五輪野球 日本vs台湾~
初戦のキューバ戦を落とし、1次リーグ突破のためには、ぜひとも勝っておかなければいけない台湾戦。
先発は涌井、キャッチャーは里崎に代えて阿部、ショートは川崎に代えて中島、サードは宮本に代えて村田、DHは阿部に代えてG.G.佐藤、というスタメン。
1回表、西岡、青木、森野が、タイミング合わず、三者凡退。
どうも打てそうな雰囲気が漂ってこない、ちょっとイヤなスタート。
1回裏、涌井は、先頭打者を三振に取るも、四球と二塁打で、いきなり1死2、3塁のピンチを迎える。
ここで先制されると、さすがに重い空気が、日本にのしかかってしまう。
しかし、ここで、涌井は、4番、5番を連続三振に取り、無失点で切り抜ける。
2回表、新井の打球はセンターに好捕、稲葉、村田も倒れ、またも三者凡退。
新井、村田は、ボールをとらえるも、ヒットにはならず、やはりイヤな感じ。
2回裏、1死からサード村田の悪送球でランナーを出すも、涌井がナイス牽制で刺し、3人で片付ける。
3回表、2死から中島が四球を選び、ようやく初めてランナーを出すも、西岡が倒れ、この回も、攻略の糸口さえつかめず。
3回裏、涌井が、3者凡退に抑え、調子を上げてきました。
4回表、青木がうまくバットを合わせて、レフト前へ初ヒット、森野が三振も、その間に青木が二盗を決める。
この試合初のチャンスも、新井が力のないピッチャーゴロ、稲葉が叩いた打球は、あわや、と思われましたが、フェンスオーバーならずライトフライで、この回も無得点。
しかし、そろそろ、このピッチャーをとらえられそうな予感。
まずは、涌井が、きっちり抑えて、打線の援護を待ちたいところ。
4回裏、先頭打者にレフトフェンス直撃の二塁打を打たれ、四球の後、犠打で、1死2、3塁と、初回に続くピンチ。
ここで、センター前に運ばれ、先制点を与えてしまう。
続くバッターの打球は、ライナーで一塁ベース付近にいた新井の正面をつくラッキーな当たりで、ゲッツーとなり、なんとか追加点を免れる。
試合の流れからして、すぐに点を返したい5回表、村田凡退の後、阿部が低めのボールを振り抜き、ライトスタンドへ放り込む本塁打で、同点に追いつく。
2死から、中島がセンターオーバーの二塁打と、日本打線が確実にボールをとらえてきており、投手が代わる前に、ここで一気にひっくり返しておきたい場面でしたが、西岡が凡退し、この回、同点どまり。
5回裏、涌井が、2三振を奪うなど三者凡退に抑え、試合の流れは、日本に傾きかける。
その流れを確実に引き寄せるためにも得点が欲しい6回表、やはり台湾は、ここで投手を代えてくる。
先頭の青木が、低めのボールをうまく合わせてセンター前ヒット、森野が送って、1死2塁と勝ち越しのチャンス。
台湾は、3番手をマウンドへ送り、新井が三振に倒れるも、稲葉が基本どおりのセンター返しで青木が還り、日本、勝ち越しに成功。
6回裏、涌井は、ここも三者凡退に取り、勝ち越した直後の大事な回を、きっちり抑える。
試合の流れを確実にモノにしたい7回表でしたが、3者凡退。
7回裏、日本の必勝リレー1番手、岩瀬が登板。
1死からヒットを許すも、右中間への大きな当たりを稲葉がキャッチし、すばやく西岡から新井へ転送し、飛び出していた一塁走者を刺す、ナイス中継でゲッツー。
追加点が欲しい8回表、先頭の西岡が内野安打で出塁しニ盗、青木が倒れ、森野のセカンドゴロの間に西岡が三塁へ。
ここで決めろ!新井!
しかし、ここも、6回表と同じく、高めのボールを振って三振に倒れる。
8回裏、必勝リレー2番手の藤川が登板。
ストレートに、フォークをうまく織り交ぜ、3者連続三振と、鮮やかなピッチング。
とにかく、もう1点が欲しい9回表、1死から、村田がヒット、阿部が四球、G.G.佐藤が死球で、1死満塁と絶好のチャンス。
ここで、中島が、1、2塁間を破る2点タイムリーで、勝利を大きく引き寄せる貴重な一打を放つ。
さらに、西岡もタイムリー、青木のセカンドゴロの間にもう1点を追加し、一挙4点。
9回裏、必勝リレーのトリを務める上原がマウンドへ。
上原は、ボールのキレも良く、2人をピッチャーゴロに打ち取ると、最後の打者を三振で締めくくる。
この試合を落とすと、さすがに苦しい状況に追い込まれるところでしたので、とにかく勝ててよかった。
今日の最大の勝因は、序盤の重苦しいムードの中、最小失点で抑えた涌井のピッチングでしょう。
そして、打線では、阿部。
同点の一発もそうですが、9回、不安定な相手投手に対し、打ち気にはやることなく、しっかり四球を選んだところ。
これで、ピッチャーを交代させることとなり、その後の4得点につながる、大きな打席でした。
抑えトリオのIFKは、さすがの投球、特に、上原の今日の投球は、かなり良かったので、これからの戦いでも、大いに期待できそうです。
オランダ戦も勝って、金メダルロードを突き進め!
がんばれ、星野JAPAN!!!
日 本 000 011 004 6
台 湾 000 100 000 1


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