WBC、阪神新井、矢野辞退。そして、中日全員辞退問題について。
来年3月に行われる「第2回ワールド・ベースボール・クラシック」。
11月12日に、原監督が就任会見を行い、「SAMURAI JAPAN」としてスタートした、WBC日本代表。
その12日以来となるスタッフ会議が21日に行われました。
この会議の場で、前回リストアップした48選手の意思確認の結果、6選手の辞退があることが示された、とのこと。
阪神では、北京五輪で4番を務めた新井が、腰痛のため辞退。
シーズン中に負った疲労骨折からの回復が万全ではなく、現在リハビリ中。
チームにも代表にも迷惑がかかる可能性のある中途半端な状態では、簡単に受けられない、との新井の考えによる辞退となりました。
また、北京五輪メンバーだった矢野も、右ひじクリーニング手術を受ける予定となっており、同じく辞退となりました。
長打力のあるバッターと要であるキャッチャーが日本代表から欠けるのは痛いですが、新井と矢野には、しっかりと治してもらうとともに、日本代表では、他の選手にがんばってもらいたい、と思います。
リストアップの48人が明らかになっていませんが、阪神勢から入っているのは、藤川、岩田でしょうか。
代表に選出されれば、シーズン前の難しい時期ではありますが、世界の舞台での活躍に期待します。
そして、岩瀬、森野、浅尾、高橋、そして、追加で打診の和田と、中日5選手が辞退。
中日については、リストアップの全選手が辞退となったことで、物議をかもし出しています。
僕個人の意見としては、選手本人による意思による辞退であれば、仕方ないと思います。
コンディションにより代表に十分貢献できない、ということもあるでしょうし、WBCよりシーズンに集中したい、というのであっても、それは個人それぞれの考え方の問題。
辞退→日本代表に非協力的→批判、非難という単純な図式は、よろしくないでしょう。
ただ、スタッフ会議で、阪神からはそれぞれ故障内容を含め辞退理由が説明されたが、中日からは一切説明がなかった、とのこと。
辞退そのものが問題、というよりは、球団として、スタッフ会議で、きちんと説明しなかったのが問題ではないか、と思います。
そういう部分に、中日球団として、WBCを軽視している、とまでは言わないまでも、あまり重要視はしていない、という姿勢が現れているような気がします。
WBCについて、大会そのものについて、あるいは日本代表チームの作り方について、等々、さまざまな問題点や疑問点はあるでしょうし、自らの球団や所属する選手を思う気持ちはわかります。
落合監督の今回の騒動に対する反論や、以前の中日球団社長の発言には、なるほど、という部分もあります。
しかし、五輪競技から外れた今、野球界全体を盛り上げていくためには、WBCで日本代表が活躍することが必要であり、日本球界がそうした方向で進んでいってもらいたいと思います。
もちろん、そのためには、日本代表監督や選手選考をはじめ、WBCに臨む体制づくりや、意思決定、調整プロセスをしっかりと整備していかないといけない、とは思います。
さて、話は戻りまして、今回のスタッフ会議を経て、12月15日に暫定ロースター45選手が決定となります。
五輪で見られなかったメジャー選手を含む日本代表が見られるのは、WBCならでは、であり、とても楽しみ。
メジャーでは、ここにきて、今季一定期間故障者リスト入りした選手は、球団により出場拒否される可能性が出てきている、とのことで、流動的な要素もまだまだ多いですが、今後の動向を見ていきたいと思います。
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