JR「阪和貨物線」跡の風景。
前回から約1年半ぶりに訪れて、一部区間のみですが、現在の様子を写真に収めてきました。
「阪和貨物線」は、関西本線八尾駅と阪和線杉本町駅)を結んでいたもので、貨物列車のほか、和歌山と奈良・名古屋間を結ぶ旅客電車が運行されていた時期もあったようです。
2004年6月以降、すべての列車の運行が停止されて休止となり、2009年3月に正式廃止、その後、線路や踏切など鉄道設備が撤去されていきました。
写真は、5月11日に撮影。
今回は、長居公園東筋西側から高野大橋東側まで、大和川沿いの部分を撮ってきました。
これらの区間では、大和川の堤防工事が進められており、線路があったことを示す痕跡がほとんど無くなっていました。
長居公園東筋の西側、以前踏切があった所からスタート。
線路跡の向こうに見えるのが、長居公園東筋。

行基大橋北側、長居公園東筋の高架下。
以前、線路が通っていたことを示す痕跡。

その東側は、このように。

公園の整備が進められています。

東方向へ進んでいきます。

下高野橋北側から。
この辺りは、整地されています。

近鉄南大阪線西側。
前回はまだ残っていた踏切跡も完全に撤去。

そこから見た西方向。

東方向。
阪和貨物線は、近鉄の下を通っていました。

近鉄南大阪線の踏切を渡ろうとすると、ちょうど特急電車が通過していきました。

踏切を渡って、近鉄の東側。

ここから東は、大規模な堤防工事が実施中。



大和川の堤防を上流方向に進んでいきます。

以前、線路を跨いでいた橋も撤去されていました。

さらに進んでいきます。





国道309号線、阪神高速松原線が見えてきました。

こちらにも踏切跡が残っていましたが、撤去済。

国道309号線の下、瓜破大橋北側を通過。


高野大橋北側から見た西方向。

こちらにも、線路があったことを示す痕跡が。

東方向。

最後に、高野大橋から東側にある橋から。
西方向。

東方向。
草が生い茂り、水路跡かのようにも見えますが、数年前まで、確かに線路が走っていたのです。
それを知る人も、時代が流れるにつれて、少なくなっていくことでしょう。

(「阪和貨物線」跡の風景)
〇 2008年 8月
〇 2010年 4月
〇 2010年 6月(一部8月)
その1、その2、その3、その4
〇 2011年 1月(一部4月)
その1、その2、その3、その4
〇 2011年12月
○ 2012年12月
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